2018-05

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哲学の勉強を始めてみた

左足の痺れと腰痛を併発し一年以上がたちました。
身体が痛いってよくないです。マイナス思考にもなるし、仕事以外では外へも行かなくなるし。

どうせ引きこもるなら、自分の内面ともっと向き合ってみようと思い。
色々考えた結果「哲学」を勉強してみようかと。わたしは理系で哲学にはなんの馴染みもありませんが、この凹んだ状況から何か結果が出せるかも。宗教と微妙に交じり合っている感じもプンプンしますが、まずは触れてみることに。
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まずはガイド的な本で行くことにしました。

哲学は古代→中世→近代→現代のくくりで、いろんな考えや派閥があるらしく。ニュートンやガリレオの登場あたりまでは、科学と哲学は同じカテゴリとして見られていたようです。
タレス(紀元前624~546)が「万物の根源は水である」と説いたり、ピタゴラス(紀元前582~496)「万物の根源は数である」と説いたり、プロタゴラス(紀元前500~430)が「万物の尺度は人間である」と説いたり。

そして本を読み進めていくと大物「ソクラテス」(紀元前469~399)が登場。
この時代には法廷や議会で聴衆を納得させるような「弁論術」を貴族に教えるソフィストがいます。そんなソフィスト達の弁論術に対し、エレンコス技法(相手が知っていることを徹底的に吟味することで気づきを与える方法)で「無知の知」を説いていくソクラテス。

しかし、無知を暴かれたソフィストや為政家の反感を買い、「異教を唱えるもの」として裁判にかけられ「死刑か国外追放」の判決がだされることに。

その2つの選択肢、わたしなら国外追放を選び亡命します。事実、ソクラテスの弟子達も亡命を勧めたそうな。しかし、ソクラテスは死刑を選びます。ええっ、なんで?どうして? 適当に口裏合わせて生き延びればいいのに。彼が何を考えてどう行動したか知りたくなりました。

ソクラテスの弟子プラトン(紀元前427~347)が記した「パイドン」と言う書物に、処刑直前のソクラテスが最後の講義を行う様子が記載されているという。よし、パイドンを読むことにしよう。
P1092690.jpg
すぐに買ってきた。そこに書いてあった内容とは・・・

ええっ、これが死刑を宣告されている人間の行動なのか!?
自説を曲げることを決してせず、「単に生きるのではなく、善く生きる」 意志を貫き、毒杯を飲み干します。あまりに高潔すぎて、自分が恥ずかしくなりました。死後2500年経つのに、その書物が残されているというのは彼の人生自体が哲学だからなのかもしれません。世界にはすごい人がいるもんだ。

さて古代ギリシャ哲学の次は、中世哲学・近代哲学を勉強してみます。。

コメント

哲学の

外観をなぞるなら、
「ソフィーの世界」がお勧めです。

学生時代に流行った本ですから、「今更」感もありますけど、哲学の世界のアウトラインをなぞるには最適な本だと思います。著者はヨースタイン・ゴルデルだったと思います。


さて、正確には科学と哲学は同じカテゴリーではありません。
その時代の科学は「自然科学」ではなく「科学哲学」という位置づけでした。
「観察・仮説・実験(&検証)」といういわゆる科学的手続きが存在しないことの「科学」は、世界の現象を「思索」するための学問という位置づけが強かったようです。但し、この場合の「思索・思考」の対象は、「自然的世界」に限定されます。限定されるとはいえ、その範囲はかなり広範囲に及びますが……。

一方で「哲学」は、世界の現象とは別に「人間のありよう」を思索するという位置づけがあります。「自然的世界」の成り立ちなどは基本的に範疇外になります。
ただし、「人間のありよう」を突き詰めると「自然的世界のありよう」にまで話が発展しますので、その意味で境界線が曖昧になることがあります。

「対象」を「思索」するための方法論に関して、明確な線引きが存在しなかったという意味で、重なる部分はあると思いますが、決して同じ「カテゴリ」ではないと思われれます。

但し、「同じカテゴリ」と表現してしまった方が理解が早いので、便宜上そうした扱いをすることが多いということです。

つまらない話ですが参考までに。
(これでも一応「科学史」で卒論を書きました。とはいえ、ぼくの説明でもダイブ不十分ですが……。)

ソクラテスに引っかかったあなたには、こんな毒を。
ニーチェ『悲劇の誕生』。

それから、ソクラテスの行いが書き残されているのは、
弟子のプラトンのおかげ。
彼自身は「書き残す」という営みからは程遠い生き方だと思います。
で、実際、ソクラテスのような人は、書物に残っていないだけで、
きっとたくさんいたようにちがいありません。

それから、「(自然)科学」と「哲学」という、
近代以降成立した分業を過去に投影させるのは、
フェアではありません。
ニュートンもライプニッツもカントもマルチプレーヤーでした。
現在が専門分化しすぎて、それぞれのタコつぼが異形に発達しているので、
ついていけなくなっているわけです。
石器時代に日本という国家が存在していたと考えるのと、
同じような感じ。

あれ、さっきの記事に書き間違いが。

まあ、いずれにせよ、私の直感では、
しろさんが凹んでいる直接的な原因を、
プラグマティックに解決する手だてを考えた方がよいのでは?
という気がします。
何か、傍目から見て、スカッドミサイルでウサギ狩りをしているような印象が。
ともあれ、6月のサロマで一緒に走ることをまだ諦めないで待ってますよ。

こんばんわ。
すごい、哲学ですか…私もこういう頭で考えるのって好きだけど、それじゃどこにも行けないって思って、運動し始めたっていう所もありました。しろさんは、私よりももっと真剣に運動にはまっていたし、友達関係もそれに従って増えていったから、現在の状況は、とっても辛いのだろうと思いますが、それでも、このブログを読んでると、すごいファンがいるし、一人と感じる理由もないと思うし、その感じ方って、気持ちの持ちようだと思ったりもするのではないか?と思ったりもしました。
もっともっとさびしい状況の人でも、楽しく生きてたりしてそうだし。どうせ、毎日過ごすなら楽しいほうがいいし。
ただ、故障の事は何とも私には分からないけど、色々あるレースに、参加者としてだけじゃなくって、他の立場でかかわる事も出来るだろし、この先、しろさんの経験が他の人にもすごい役立つような気がします。こうかくと、なんか、偉そうな事言ってるように聞こえてしまうけど、そういう意味では無くって。

■つぎさんへ
科学史で卒論を書いたとは、色々とつぎさんに教わったほうがよさそうです。
ニュートンのプリンキピアでさえタイトルが『自然哲学の数学的諸原理』ですものね。『自然科学の数学的諸原理』でないところが当時を物語っておりますなあ。
ただ、古代~近代哲学(現代哲学を除く)を読んでいくと、高確率で神にたどり着いてしまうのがちょっと辟易してます・・・。わたしは生粋の理系なんで科学との関係が最初は面白かなと思ってましたが、宗教との関係を探っていく方が当時の背景とか行動規範を理解するのに手早そう。キリスト教と哲学の関係をすこし探ってみます(わたしはキリスト教信者ではありませんが・・)。

■kesoさんへ
こちら、ようやく古代ギリシャ哲学が終わり、この後はデカルトとパスカルを勉強し、そしてヘーゲルとマルクスを読んでから現代哲学のニーチェに入る予定です。ただ、いずれも深入りせずに東洋哲学に移ります、聖徳太子とか本居宣長とか。なんというか西洋哲学は勉強していてもイマイチ馴染めず・・
プラグマティックにとのことですが、哲学的な解決ですと今のところ懐疑主義に落ち着きそうです。散々勉強して、そこなのか。と、ちと恥ずかしい気もしますが(汗)。
6月のサロマは残念ながらエントリはせず、治療に専念します。わたしが初サロマの2005年にkesoさんが応援でサロマ来ていたこと思い出します、5年後に自分がそうなるとは夢にも思わず・・・ でも、サロマの復帰はまだあきらめてません。2010年は無理ですが、2011年にターゲットを絞りますので会場でkesoさんに会えるように頑張ります。

■moonさんへ
お久しぶりです。ダンスの調子は如何ですか!?
わたしの周りのアスリートの方々、たぶんmoonさんの周りも同じだと思うんだけど、「昨日の自分に勝つ!」みたいに前進オーラに満ち溢れている方々ばかり。わたしもその中に入って日々努力をしてて、一緒にいるのが非常に心地よい場所でありました。
しかし故障により練習が出来なくなり、同じ場所に居るのが気まずくなる心境に。条件を満たさなくなった、資格が無くなったというイメージでしょうか。
ご指摘のように周りは何も変わっていないんです。変わってしまったのはわたしの方で、周りとは距離を置くようになりました。
哲学とか言っているけど、でもね、本音は早く戻りたいので日々を悶々と過ごしておりますよ(←今ここ)。
いろんなこと考えて、色んな人と話す時期なのかな。moonさんとも話せたらいいなと思いますよ。

哲学!?

いやはやシロさんが哲学にはまるとは思ってもみませんでした。私、中学生の時の愛読書はスコラです。
日本人の道徳観は武士道や大和魂なんて曖昧(?)なものに頼ってますから、哲学を人生の柱の一つにするのは良いことだと思いますよ(^O^)。
私専門はフランス文学ですがヘーゲルやキルケゴール好きです。キルケゴールは哲学者No.1美男子ですが、彼の人生は涙無しには語れない悲話(T_T)。個人的に、哲学とは常識を判りづらくしたものだと思いますが調べていくと意外に楽しい◎^∇^◎。哲学の次は仏文かな

ネクさんの言うとおり、哲学とは答えではなく問いを見つける営み。だから、時代であれ国であれ個人であれタイミングであれ、哲学は憂いのない順調な時にあえてするべきものだと思います。

ので、ここからはネクさんの反対ですが、逆風のときには、武士道や儒教や禅のような社会秩序や身体に根ざした考え方の方がむしろ必要、というのが持論です。その点で、ランニングって古武道みたいによい実践だと思うのですが、体が動かないとなると。。。残念ですね。何とか来年復活できるようお祈りしてます。

実は、「文系」/「理系」という壁の作り方、科学と宗教の関係、「周りは何も変わっていない」や「難病の人とか、老人の人とかと同じ心境」とかいう???な一般化など、ここのところのしろさんの記事にはまる一日語っても足りないくらい突っ込みどころが満載なのですが、空気を読んでこれにて。

あ、いまスポーツエントリーからかすみがうらマラソンの案内が来ましたが、「東京都青梅市」で開催することになっていますよ。ははは。

急いで追加。
さっきの「突っ込み」とは、
正確には「ソクラテス的突っ込み」です(はあと)。

■ネクさんへ
ネクさんのもつ「何か大きく謎めいた魅力」はフランス文学によって培われたものなんですね。しかもヘーゲル好きとは。まだ読んでいないのですが、はやく読んでみたくなりましたよ。わたしももっとたくさん本を読まなくちゃ。
マラソンをやってた頃は練習量や細かな目標達成が一つの柱でして「自分のやってきたことはそんなに軽いものではないはずだ」と背骨が注入されていました。しかし、いまはその背骨がないので哲学によりどころを求めてみました(←今ここ)。
武士道や大和魂。たしかに曖昧な気もしますが、日本人には話が早くてしっくりきますね。ヨーロッパ哲学ですぐに神が出てくるのと同じかもしれません(神とか出されるとそこで話が終わりな気がするのですが・・・)。

■kesoさんへ
まだ勉強し始めでkesoさんからみるとツッコミ満載で恥ずかしいのですが、文献を通していろんな人の考えにふれて、自分に合うものをチョイスしていこうかと思います。
当初は科学と哲学の関係がおもしろいなと思いましたが、最近は哲学と宗教の関係が気になるようになりました。
わたしは無宗教ですが、2004年にホノルルマラソンいったとき、現地のかたに「宗派がないなんて、あなたは何を信じて生きているのか」とびっくりされたことがあって。
わたしとしては、キリストの生まれたエルサレムでは戦争ばっかりじゃないかと思ったり。いままで考えもしない(と言うかどうでもよかった)テーマでしたけど、ニーチェの奴隷道徳とかすごく新鮮な視点にビックリしたり、秀吉のバテレン追放令も根っこは同じなのか? 秀吉が何を考えたか調査してみるか、と思ったり。哲学の勉強を通して歴史の人物像にもふれてみたいと思います。

哲学2

しろさん、そうなんですよ。私の原点はフランス文学にあり。人生の師はモーリアックとジイド。心の友は遠藤周作先生としろさんblogですよ(^O^)。kesoさんの言う通り、ランニングブームは健康志向というよりは、身近な精神浄化という意味合いが強いのではないかと。現代人にはそれだけ素に戻れる時間がないのかな。最も私走っているときはマック食べたいとか煩悩ばかりです(^O^)/。しろさんも早く哲学マスターして、哲人から鉄人へ変革しましょう!

■ネクさんへ
フランス文学って馴染みなくて読んだことないです。でも、パスカルのパンセは読んでみたいなあ。
今振り返ればランナー時代は充実していたなあと。それはまるで別の人に乗り移り、その人の人生までも体験しているくらいでありましたよ。扉を開けた向こう側はこうなっていたのかと、色んな人とあえて実に楽しい人生でした。
そうですね、今度は鉄人ですね、またネクさんと新しい分野に挑戦するのも熱そう。もうすぐ自転車が効果を発動できるように、もうひと頑張りしますよ。

>>色んな人とあえて実に楽しい人生でした

過去形にしちゃイカンだろ~~~!

■Paraさんへ
いやはや、おっしゃるとおりです。最近はなんか事あるごとにまとめの人生にはいってきまして。
去年のフロストバイトのトレーナ引き換えありがとうございました。今年もそんな時期になりましたね。身体を治してまたラン大会であえるように頑張ってきますよ。

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プロフィール

「しろ」

Author:「しろ」
住まい: 神奈川県
年齢: 30代
趣味: カフェ巡り・パン屋巡り
    離島や海外で遊ぶこと
好物: カステラの茶色いところ
    ホットケーキ
    フレンチトースト

フル:    3時間43分
ハセツネ: 19時間19分
5000m走: 20分12秒
5000m海:  2時間2分
400mFr:   6分59秒
100mFr:   1分30秒

マラソン、トレランは5年目。
海泳ぎは3年目。
ブログ歴3年目。
故障歴2年半(継続中)

サロマ湖100kmウルトラマラソン完走をめざして走り始めました。2004年のホノルルが初マラソン。
住宅地でラン練してもつまらないので、近くの高尾山を走ってたらトレランの世界を知り、2005年からハセツネにも参戦。同じ年にニューヨークシティマラソンで出会ったラン友から海泳ぎの世界を教わり、遠泳にもハマリ中。

しかし2年前から左足の痺れと腰痛が。どうやら坐骨神経痛らしいです。痛くて走れず泳げず、すべての練習を中止。
練習もできず大会も出れず体重は+13Kg増量中・・・ あまりにもヒマなのでそこら辺をプラプラしております、気づけば47都道府県のうち46まで制覇中。



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■■2011年参加大会■■
なし

■■2010年参加大会■■
3/13 東京エンデューロ
5/16 ホノルルトライアスロン
7/25 ビックスイムinトーヤ
9/4 式根島アクアスロン

■■2009年参加大会■■
1/11 有度山ロゲイニング
1/18 ジュニアチャンピオン大会
3/1  サン・スーシ大会
3/29 奥武蔵レクロゲイニング
4/5  青梅高水山トレイルラン
4/11 エクストリーム那珂川
5/31 ARJS三浦横須賀
6/20 式根島アクアスロン
8/2  四万十川水泳マラソン
8/16 奥松島OWS
8/23 姫路家島OWS
8/29 湘南OWS
11/22 イーハトーブマスターズ

■■2008年参加大会■■
1/20 フロストバイト
3/9 大山登山マラソン
3/16 湘南国際マラソン
3/23 新城トレイルレース
4/6 青梅高水山トレイル
4/13 ロンドンマラソン
4/20 かすみがうらマラソン
4/29 横浜駅伝
5/18 野辺山ウルトラマラソン
5/25 インターナショナル・ココス・クロッシング(グアム)
6/8 横田駅伝
6/14 座間味ラフウォータスイム
6/22 サロマ湖100kmウルトラマラソン
6/28 式根島アクアスロン
7/6 北丹沢12時間山岳耐久レース
7/12 新島オープンウォータースイミング
7/19 富士北麓24時間リレーマラソン
7/25 富士登山競走
7/27 パンプキン争奪マラソンスイミング
8/3 信州爆水RUN
8/10 湘南オープンウォータースイミング
8/17 富士山クロスカントリー
9/6 エクストリームシリーズ奥大井大会
9/21 せとうちOWS
9/23 ビーチエキデンフェスティバル
10/5 東日本国際駅伝
10/12日本山岳耐久レース
11/8 EKIDENカーニバル西東京
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