野辺山ウルトラマラソン(71km)に参戦
前日入りして、ゼッケン引き換えた後は、観光を兼ねてレンタル自転車でウロウロ。
JR野辺山駅はJRの中で一番高度が高いところに立っている駅だそうです。そして、隣の清里駅と野辺山駅の間が最も高いところで石碑があるとのこと。ドライブイン「最高地点」(店名です)にてソフトクリーム食べる。
ホーム、なぜかすごい人 自転車でJR最高地点へ
あと国立天文台などもあり、見学無料。巨大な電波望遠鏡を間近で見てきました。すごー。
その後もウロウロ走っていたら迷って山梨県まで行ってしまい、一人で大ピンチ。
夕方にラン友と合流し宿に入り、夜9時に就寝。
このアンテナ、35トンもあるそうな 気づいたら山梨県だった
さて、当日のスタートは朝5時です。
今回は2時45分に起きて、3時に朝食。朝からどんぶり飯を掻き込みます。
宿の主人にスタート地点まで送ってもらいます。素浪人さんや、ひろみさんを探したけど会えなかったなあ。
スタート5分前、参加者1700人
スタート直後、道路を走ります まわりはまだ朝もやです
最初の10kmはキロ7分を保持。寒いので手袋を装着。風はないから防寒具はいらないかな。
スタート前、レオナディバイド(トレラン靴)を履いている人、スパッツ(靴の泥除け)を装着している人がいて、「なんでそんな装備を?」と思ったけど、ようやく理解しました。しばらく砂利道が続くのです。
前半はトレラン色の濃いウルトラマラソンだなあ。わたしはペースが遅いのでランシューでOKでしたが、飛ばす人はトレラン靴が欲しいのでは。
石川弘樹選手や鏑木毅選手などトレラン界の有名人を招待選手にすれば、もっとメジャー大会になりそうな気が。
砂利道始まる、ひたすら上り 雪山も見えます
野辺山は初めての参戦ですが、こんなに坂が多いとは・・・
30km地点ですでに4時間かかっています。うわわ、大丈夫なのか。
ひたすら上って最高点へ到着 そしてすぐ、ひたすら下る
冷たくて美味かった 山をだいぶ降りました
フル地点、10時50分頃(所要時間5時間50分)。まずい、時間かかりすぎている。
下に降りてきて、かなり暑く汗が噴き出ます。ひたすら長い舗装炉の下りが展開。
50km地点、11時50分頃(所要時間6時間50分)、なんと関門閉鎖10分前。ホントはおそばを食べている時間などないのですが、せっかくだから並んで食べました(ぉぃ)。
あと21キロを3時間で行けるのか? 今後も坂が続くようですし、風も強くなってきて、かなり不安。
フル地点、平地は暑い 50km地点のそば。長野のそばはうまいね
50kmを超えてからはマジ走り。じわじわ続くアップダウンが厳しく、つらい。
ラスト3kmのエイドに着いた時、ゴール閉鎖まであと30分でした。この坂道で間に合うのか?
サロマに向けて8時間45分を切ることを目標にしてましたが、あっさり無理だったので、せめて時間内完走をしなければと、ラスト3kmもマジ走り。
66km地点、ひたすら続く坂道に足がパンパン。気を抜いたら攣りそうです。
結果、15時9分頃(所要時間10時間9分)でゴール。ゴール閉鎖6分前の滑り込み。
「えーっ、こんな坂登るの?」 と心で叫ぶこと数10回、わたしの野辺山71kmのチャレンジは終わりました。
完走メダル貰いました、ずっしりと重かったです。ちなみに制限時間に間に合わないとヒモしかもらえない(驚!!) うーん・・・現実って厳しい・・・
ゴールにえくんちょさんがいたのでごあいさつ。コスプレで71km走られてました、わたしより早い。。あと、コース上で会話を交わしたアートスポーツの鈴木さんも数分後にゴール、きっちり時間内完走、魅せますなあ。
あとで分かったのですが、ひろみさんが71kmの部で上位入賞、素浪人さんも100kmの部を10時間台、しみじみすごいなあ。
もらった完走メダルの表と裏。 そして時間に間に合わずヒモだけのひと。。
今回は71kmで時間内完走できましたが、100kmだったら間に合わなかったと思います。坂道対策が必要か。
難コースとは聞いていましたが、正直ここまで難コースとは思わなかった。 やはり「野辺山を制するものはウルトラを制す」 と言われるだけの事はあります。
先日、目標8時間45分だなんて、かなり恥ずかしいことを書いてしまったなあ(汗)。 結局1時間以上もオーバしてしまいました、見なかったことにしてください。
しかし、コース自体は素敵でした。八ヶ岳の春の息吹きを実感できるし、景色も素晴らしいし、高原のさわやかな感じもたっぷり。普通にハイキングでも楽しいかと。
山登り好き・坂道好き・健脚自慢な方にはいいコースなのでは。きびしいけどお勧めです。もっと練習して100kmの部も制してみたいですよ。
さようなら八ヶ岳連峰。いつか、また。